++ 第一接触 ++

表面重力9.3m/s²、表面気圧1,450hPa、自転・公転周期69日――赤昏い永遠の薄暮の下、増強装甲に身を包んで異形の森へ赴いた斥候が目覚めたのは、あらゆる感覚器官をいっさい刺激しない純粋な無のただなかだった……。三つの視点で語られる、ヒトと系外知性との最初のふれあい。

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2-3 こころみの世にあれど
1-3 幽霊
3-2 帰らざる航海
2-2 主よ深き淵の底より
1-2 告別
3-1 吹けよ風、呼べよ嵐
2-1 めさめよわがたま
1-1 新世界




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