例えばこんな源氏物語　完結済

---

＜あらすじ＞
「いづれの御時にか女御・更衣あまた候ひ給ひける中に、
いとやむごとなききはにはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり。」
時の帝の第一皇子、光の君は美しく利発な貴公子だったが、
とある秘密を抱えていた・・・。光源氏♀物語。
（源氏物語をモチーフとしつつも、書いてるうちにとりかへばや物語
みたいな内容になってしまいました・・・。）

---

１　光君（ひかるのきみ）
２　花宴（はなのえん）　前・後
３　頭中将（とうのちゅうじょう）
４　葵（あおい）　前・後
５　東宮（はるのみや）　前・後
６　幻（まぼろし）NEW!!
７　雲隠（くもがくれ）NEW!!
８　賢木（さかき）NEW!!
９　夢の浮橋（ゆめのうきはし） NEW!!

---

＜登場人物＞

源光（みなもとのひかる）
時の帝の皇子で左近衛の中将。実は女性。
帝の寵妃である母の身分が低かった為、臣籍に下される。
優美な容姿で歌や音楽の才が巧み。
世間では風流人・色好みの典型的な貴公子で通っている。

貴実親王 （たかざねしんのう）
東宮で光の腹違いの弟。
右大臣家出の中宮を母にもつ。
プライドが高く傲慢な性格。
　　　　　　　　
藤原成恭（ふじわらのなりやす）
頭中将。左大臣家の子息。
光の親友。 真面目で潔白な性格。

葵（あおい）
左大臣家の一の姫で、成恭の姉。
光が元服とともに迎えた正妻。
光より４歳年上で、高慢な性格から光とは不仲。

袴垂（はかまだれ）
表向きは藤原保輔という都の下級官人だが、
裏では貴実親王の間者として宮中で暗躍している。

徽子女王（よしこじょおう）
帝の弟君である中務卿宮家の姫。歌人としても高名。
従兄である光とそっくりの容姿をしている。 　

---